HARTINGコネクタが軽量化を支援

鉄道車両メーカーは、常に1人1キロメートル運行当たりのエネルギー消費量を減らそうとしています。稼働率アップ、効率的なモータの使用に加えて、軽量化もその点において最重要手段の一つです。

コネクタは測定可能な貢献をすることができます。車両内部を金属からプラスチックに変更することで、路面電車や列車用のコネクタハウジングの重量を、ある世代と次の世代の間で最大50％削減することができました。これは、アルミダイカスト製Han® BとHan-Eco® （同じサイズの場合）の重量の大きな違いです。

列車の総重量に比べれば、節約できる可能性は明らかに低いと思われますが、メーカーは鉄道車両の設計をこれまで以上に綿密に精査し、常にさらなる改善の機会を探し求めています。列車に使用されるコネクタの数が増えるにつれ、全体の重量に占める割合も増えています。

鉄道車両のエネルギー効率を改善する方法を体験してみませんか？
無料サンプルをリクエストして、製品の感触を確かめましょう。

ハーティングは近年、高圧鉄道用(HPR)ハウジングの開発を続け、1つのハウジングにより多くのコネクタを組み込むことを可能にしました。

最大のHPRハウジングの一つであるHan® 34 HPRには、最大4個の650A大電流コンタクトまたは12個のHan-Modular®モジュールが搭載可能です。これまでは、同等のデータ供給を実現するためには、6個のHan-Modular®モジュールをそれぞれ取り付けた2つのハウジングが必要でした。

鉄道分野での軽量化に役立つもう一つのハーティングソリューションは、Han® 22 HPR Slimモータコネクタです。そのフラットでコンパクトな形状は、特に床下エリアでの使用に適しています。小型化により、性能を犠牲にすることなく、コネクターに4つのコンタクトを搭載することが可能になりました。