食品加工では衛生と安全が特に重要です。機械と装置は、簡単に洗浄でき、埃が溜まらないように設計しなければなりません。
ハーティングは、食品業界の要件に合わせて特別に設計されたコネクタシリーズHan® F+Bを提供しています。ばい菌が溜まりにくい平滑な表面を採用しています。堅牢なハウジングとシールが、噴射水や強い洗浄液から内側のコンタクトを保護します。
ダウンタイムを削減
機械がダウンしたら、事態は一刻を争います。機能停止が発生すると、オペレーターとサービスチームにはしばしば非常に大きな時間のプレッシャーがかかります。このような状況下では、設備への電源供給接続は簡単に行えなければなりません。
Han® F+Bを使用すれば、現場のデバイスを分断するために、制御盤のケーブルクランプを開く必要はありません。直接配線の複雑な取り外しと再構成はもう不要です。従ってプラグイン式コネクタを使用すると、設備の設置をより迅速に進められます。ツールの変更と修理サービスの依頼も速やかに完了します。
さらに、Han® F+Bシリーズは、プラグで簡単かつ安全にすばやく挿抜できるよう設計されています。ハウジング壁には特殊な溝があり、設置時にコネクタが手から滑り落ちません。
製造・スプラッシュゾーンに常設
プロダクトゾーン 食品に直接触れる露出した部分のことで、ここで使用する機械とコンポーネントには最も厳しい要件が課されます。このゾーンはしばしば清掃作業を減らすために小さくなっています。電磁インターフェースはこうした平滑な表面を遮ってしまうので、できるだけこのゾーンの外に取り付けられています。
スプラッシュゾーン食品が周囲のコンポーネントと接触する可能性があります。接触した加工材料は、再び製造ラインに入らないようにしなければなりません。どんなに手を尽くしても、コンポーネントに残留物が付着し、バクテリアが溜まる可能性があります。そのため数バッチ加工する毎に、高圧洗浄機や薬品を使ってこのゾーンを洗浄する必要があります。このような場合にもコネクタは実用性を発揮しますが、そのためには洗浄機の圧力に耐えられなければなりません。
Han® F+Bのハウジングは、このゾーンの要件に適合するデザインとなっています。European Hygienic Engineering & Design Group (EHEDG)のガイドラインに従って、ハウジングの半径と表面を大きくし、ハウジングとシールによって接続部に保護等級IP69Kを実現しました。
ホワイトペーパー:食品業界でコネクタを使用
主な利点:
洗浄が容易 特にスプラッシュゾーンに適した設計
信頼性の高い接続を保証 毎日洗浄しても
噴射水と強い洗浄剤から保護
ダウンタイムの削減 および機能停止を削減
迅速な交換: 故障したコンポーネント。製品変更時の効率的な構成
簡単で迅速な設置: 機械と設備
お客様のコメント:
先日、機械下部の標準化を実施しました。顧客がオプションを変更したい場合、メタルワーク全体を再設計することなく、簡単にインサートを変更することができます。さらに、ハーティングに全く新しいIn-line中継接続を依頼しました。これによって機械のバリエーションが広がります。Han® F+Bコネクタは、IP69Kの安全な接続を可能にし、生産ラインの延長やジャンクションボックスの不使用を可能にします。。
Steve Woodhead
電気技師 Packaging Automation Ltd.
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