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Han-Smart® - インテリジェントなコネクタ
追加機能を備えたコネクタは、機械の識別、エネルギー測定およびサージ保護といった、多くの様々な用途で使用できます。
インテリジェンスをコネクタに – これがHan-Smart®戦略です。ハーティングは、高く評価されるハーティングコネクタの製品群を拡張するために、接続性に関する長年の専門知識と先進技術を組み合わせます。スマート産業用途に使用される製品は、ダイナミックと多用途性という新たな要求を満たさなければなりません。製造では、通信とネットワークを強化することで、さらにコスト効率を改善できます。
スマートサービスにより、お客様は設備のダウンタイムを最小化できます。追加機能を備えたコネクタは、データを受け取るだけでなく、データを処理し、他のシステムに送ることができます。こうしたコネクタは、機械の識別、エネルギー測定およびサージ保護といった、多くの様々な用途で使用できます。
精密電子コンポーネントの保護
企業の収益性は、設備と機械のダウンタイムを最小化する能力に左右されます。過失、火災や過電圧などによって生じる不測の機能停止は、高いコストを意味します。ダウンタイムに関連したコストは急激に上昇することが考えられます。このコストは用途、特定の業界であるかどうか、そして会社の規模によって、大きく変動します。 財務・ビジネス分野での研究によると、不測の機能停止は、時間当たり平均で5,000~10,000ユーロのコストがかかります(出典:http://www.videojet.de)。自動車部門で機械が故障すると、関連する機能停止コストは1分あたり最大22,000米ドルになります(出典:http://www.it-production.com)。
コネクタに統合されたサージ保護
電子コンポーネント用のサージ保護では、より多くのスペースと設置作業を必要とする、別の外部のソリューションが必要になる場合がよく見られます。Han-Modular®シリーズの新しいHan®サージ保護モジュールでは、コネクタにサージ電圧保護が加わり、これによりシステム統合プロセスは一層容易になります。手早く簡単に取り付けられます。モジュールは通常、使用されるコネクタの基本構成にすでに含まれています。
主な利点:
- 別の外部のソリューションに依存しないサージ保護
- 追加の設置作業必要なし
設備のコンポーネントを識別
モジュラー式設計の製造装置は、工業製造における柔軟性が増しているため、ますます欠かすことができなくなっています。既存の設備へのそのような装置の追加は、直感的なプラグ&プレイ式で行えるようにすべきです。スマートファクトリーでは機械、モジュールおよびツールの交換を頻繁に行う必要があるため、嵌合回数が多くなります。不適切なプラグ接続により、時間と利益の損失が深刻な規模で生じるおそれがあります。
IDモジュールは、プラグ接続式モータ、補助デバイスやその他のコンポーネントを使用する機械に統合され、すべてのコンポーネントが正しい位置に接続されているかどうかの判断を支援します。障害の発生源はすぐに検知され、欠陥のある構成は最初から避けられます。
HARTING IIC MICAと組み合わせると、さらなる機会が生まれます:設備コンポーネントについての情報(製造年、改良ステータスおよび他のコンポーネントのパラメータ)はIDモジュールに保存でき、予知保全に使用できます。
主な利点:
- 識別機能と周辺機器用のストレージオプションを組み合わせ可能
- 時間を節約し、サービスコストを削減
コネクタでイーサネットネットワークを構築
イーサネットデバイスの増加
インターフェースはここで重要な役割を果たします。あらゆるレベルの製造プロセスにおいて、機械コンポーネントはプラグ式コネクタで接続されています。スイッチ機能もそのようなコネクタの中に搭載されています。これによりネットワークノードをフィールドと現場でより近くに設置できます。後で新しいイーサネットデバイスを追加する際、手間が大幅に減ります。
メリット一覧:
- 新しいイーサネットデバイスを簡単に追加
- トポロジー作成の自由度が増加