Han C®(09 32 ...)コンタクト用工具

応用設備の構築には質の高い結線が欠かせません。その最初のステップはケーブルの切断と剥離です。
ケーブルは自然なねじれを維持する必要があります。

ケーブルの加工中も、剥離と切断のプロセスを最適化し監視することが重要です。

• 撚線が押しつぶされたり、はみ出したりしてはなりません。
• 絶縁被覆は無傷であること。 装置に悪影響を及ぼすような過度な損傷や剥落があってはなりません。

ハーティングの切断・ストリッピング工具を使うと、まっすぐ押し付けずにカットできるので、ケーブルや設置環境を最適な状態に整えて追加処理できます。

特長：

• シンプルな操作できれいに切断
• 軽い力で無限のパワー
• 人間工学に基づく高品質の操作性で、長時間の作業が可能

• 人間工学に基づく操作性で、長時間の作業が可能
• 多機能ストリッピング工具、0.03mm² ～16mm² 替え刃付き

• 手動油圧式やバッテリー式の工具は、制御盤の構築時にハーティングのフードやハウジングにパネルフィードスルーの穴を開けるのに適しています。

圧着プロセスで考慮すべき重要な点は3つあります。コンタクトとケーブルの選択に加え、推奨されている圧着工具を正しく使用することが重要です。ハーティングでは各種圧着工具をご用意し、貴社の要件に合ったコンタクト処理のソリューションを幅広く展開しています。例えば、ハーティングの工具はすべてDIN EN 60352-2の規定要件を満たしています。圧着プロセスの長所と正しい試験方法の詳細は、こちらをご覧ください。

圧着技術の特長

• 気密性： コンポーネント同士を強固に押し合わせて、密着させるため、接点に液体やガスが侵入しません。
• 一貫した圧着品質： 専用の圧着工具を使用することで、再現性が高くなります
• 速度:  他の結線技術に比べて、配線速度が増します
• 大部分が自動化可能： ケーブルハーネスとインターフェースの事前組み立てが容易になります
• コンパクト： 他の結線技術に比べ、より高いコンタクト密度を実現可能

圧着のヒントとコツ

適切な知識と工具があれば、圧着は簡単かつ正確に結線できる技術です。圧着は、まず導線を正しく切断することから始まります。圧着加工を成功させる最初の一歩は、導線をきれいにまっすぐ圧接させずにカットすることです。カットしたら、導線を傷めないように絶縁被覆を取り除きます。どれくらい絶縁被覆を剥くかは、コンタクトの種類によって決まります。導線を準備できたら、ハーティングの工具で目的のコンタクトまたはフェルールに導線の先端を圧着します。

• ケーブル径0.08mm²～10mm²バラ状切削・穿孔オス/メスコンタクト用
• ストリップのパンチコンタクト用
• 0.14mm²～16 mm²ワイヤーフェルール用
• 多様なコンタクト処理に対応する手動圧着工具の幅広い製品群
• 多様な圧着技術
• DIN EN 60352-2に準拠して試験・承認済み
• あらゆる用途に対応する人間工学に基づいたグリップ

• ケーブル径0.14mm²～240mm²バラ状切削オス/メスコンタクト用
• 中程度のコンタクト量に最適化
• 広範なコンタクト製品群に対応する手動圧着工具の幅広い製品群
• あらゆる用途に対応する多様な圧着技術
• エントリーレベルの定置型産業用途、パワーアシスト付き用途に推奨

• 変換なし切削バラ状オス/メス圧着コンタクト用
• ストリップのパンチコンタクト用
• 自動でコンタクトを搬送・分離
• 剥き長さと圧着深さをセットするだけ
• 4アーバー・ダブルノッチ機構に基づいてDIN EN 60352-2圧着品質試験済み
• 定置型産業用途に推奨
• 高生産量に最適化

ハーティングのプレスフィット技術で無半田接続技術の世界を発見してください。この革新的方法は、最新の変形可能な可塑性プレスフィットゾーンを使用して公差を補正し、高い電気的、機械的要件を満たします。この技術は選択的に金メッキを施したピンに最適で、貴社の結線ニーズに効率的かつ経済的なソリューションを提供します。

プレスフィット技術の特長

• 半田付け工程の熱衝撃による半田不良や、プリント基板破損のリスクを避けることができます。
• 後で実装済みの回路基板をクリーニングする必要がなくなります。
• 長いピンのコネクタを使えば、追加のラッピング接続が可能です。
• 後方移送システム用に選択的に金メッキを施したコネクタを無限かつ経済的に処理でき、手作業の半田付けが不要になります。
   

プレスフィット技術のヒントとコツ

プレスフィット加工は垂直に行います。上下ツールを互いにぴったり揃え、できるだけ連続的にプレスフィット処理を行ってください。
ハーティングは、 プレスフィットコネクタ（DIN Signal、DIN Power（2.54mmピッチ）とプレスフィットコネクタ har-bus® HM（2.00mmピッチ））を区別できる、プレスフィット技術専用の必要デバイスと工具をすべて開発しました。
ハーティングのDIN Signal/Power用プレスフィット工具は、精密設計が特徴です。上部ツールは平らで、必要に応じて素子を保持または誘導します。下部ツールはプリント基板とスルーホールメッキを効果的に支えます。シンプルな保持・位置合わせシステムにより、楽にプレスフィット処理ができます。またハーティングのインサートは、費用対効果の高いDIN Signalオスコネクタの処理を実現します。

DIN Signal / Power プレスフィットコネクタ用プレスフィット工具。
上部ツールは一般に平らで均等ですが、要件に応じて保持部やガイドを備えたものもあります。

下部ツールはプリント基板と、可能であればスルーホールメッキを支えます。こうした方法で発生する力を安全に吸収し、プリント基板を保護します。下部ツールは一般に、プリント基板の位置決めが容易なコーム型デザインを採用しています。

これらのツールは、シンプルな保持・位置合わせシステムを使用しており、治具で保持することができます。一度位置を揃えると、簡単にプレスフィットできます。

プレスフィットコネクタにはDIN Signalコンタクトキャリア用のインサートが用意されています。これを使えば、これらのコネクタをシンプルなフラット・プレスフィット・コネクタと接続することができます。費用対効果が高い効率的な方法です。

har-bus^® HMタイプのプレスフィットコネクタのプレスフィット用工具はモジュラーシステムでご利用いただけます。
上下ツールを用途に合わせて選択し、適切な位置に移動します。
PICMG規格が位置決めを決定します。

現在、ものすごい数の用途が存在するなか、ハーティングはパワーユーザー向けのユニークな工具、インサートを開発しました。これで適合するインサートとフラットな上部ツールを用いて、すべてのコンタクトキャリアを簡単かつ効率的に処理できるようになりました。後はユーザーがこれに合わせて下部ツールを作成します。

特長：迅速、効率的、費用対効果、持続可能性。

これらのツールは、シンプルな保持・位置合わせシステムを使用しており、治具で保持することができます。一度位置を揃えると、簡単にプレスフィットできます。

プレスフィット技術の一つの特長は、修理が簡単にできることです。例えば、バラ状コンタクトのピンが曲がっても修理できます。ただし、プレスフィットコネクタ全体をプリント基板から押し出すこともできます。

また、簡単に終端支持具を取り外し、コンタクトをまっすぐに伸ばすこともできます。

ハーティングでは、あらゆる重要な結線技術と組み立て手順に対応する包括的な工具の製品群をご用意しています。ハーティングの工具を使用すれば、かつてないほど作業を迅速かつ柔軟に、そしてより正確に遂行することができます。 骨の折れる組み立ても楽に力を入れずにこなせるようになります。

特長：

• 精密用途でも、工具とコンポーネントを最適に調整
• 迅速で簡単に使える分解/組み立て工具で時間を節約
• コンポーネントを破壊せずに設置
• 用途にふさわしい機能を確保

• ハーティングのコンポーネントの組み立て用
• 正しい設置をサポート
• コンタクト挿入用
• 人間工学に基づいた設計
• 最高の精度要件に対応する設計

• ハーティングのコンポーネントの取り外し用
• 正しい最終設置をサポート
• コンタクト分解用
• 取扱いが簡単
• 人間工学設計
• 最高の精度要件に対応する設計

弊社の製品に関するご質問のある方、アドバイスが必要な方、 お問い合わせをお待ちしております。