Han® B Rear-Fit / Han-Eco® B
効率的な組み立て済みケーブルハーネスで時間とコストを節約
新しいリア取付け機能により、貴重な時短メリットをもたらし、大幅なコスト削減へ導きます。
つい最近まで、制御盤のコネクタの取付にはかなりの手間がかかっていました。組み立て済みケーブルハーネスとコネクタ部品は、制御盤の内側からパネル取付け型ハウジングに差し込まなければなりませんでしたが、 これはかなり複雑な作業になる場合があります。
制御盤の配線を自動化
リア取付けの選択肢は、キャビネットの組み立てを大幅にシンプルにし、時間とお金を節約します。制御盤ユニットとケーブルハーネスは別々に組み立てておくことができます。そのため最適な分業が可能になり、効率と生産性をさらに上げるために、必要に応じて加工を自動化したり外注に出すことも可能です。
Han-Modular®との組み合わせ
Han-Modular®シリーズは、Han®B用モノブロックだけでなく、新しいHan-Eco®にもプラグ互換方式で使用可能です。ヒンジフレームにより、モジュールをプラスチック製フードやハウジングに組み込むことができます。その結果、製造中のプラスチック製ハウジングへの適用の可能性が大きく広がります。
Han® ES Pressのスピード結線でさらに時短
メタルとプラスチックの両タイプを相互に嵌合可能
Han-Eco® Bと標準の金属製Han® Bハウジングとのプラグ互換性はさらにメリットをもたらします。システム移行の際、プラスチック製と金属製のフードとハウジングを組み合わせても、タイムロスは生じません。両タイプとも生産設備に均質に一体化できるため、並行使用が可能です。そのため顧客の要求に柔軟なソリューションで応えやすくなります。両素材タイプに適合するので、既存のテスト施設を引き続き使用でき、変更や追加の手間は必要ありません。
メリット一覧:
- リア取付のオプションにより時間とコストを最大30%節約
- リア組み立てインサートとヒンジ式/ホールド式フレームを後で「背面から」コンポーネントにはめられるオプションがあるので、ケーブルハーネス全体を別々に事前組み立て可能
- 適切な分業により製造コストを削減
- メタルタイプとプラスチックタイプが完全に嵌合するので、生産設備にプラスチックコネクタを新しい標準として導入するときにタイムロスがない
- Han® ES Pressのスピード結線でさらに時短