Han-Yellock® – 射出成形装置用のフレキシブルなインターフェース
射出成形部品の高度な要件を満たし、部品表面を適切に仕上げるには、製造中、関連コンポーネントを常に適切に焼戻しする必要があります。ダイカスト、プラスチック射出成形、またはゴム射出成形の金型を必要に応じて加熱/冷却するため、熱伝導流体を使用する装置が温度管理を行っています。
例えば、Han E®およびHan® CC保護電源モジュールなどのスペースも十分確保できるほか、 最大定格40 A/830 Vで、熱伝導流体にも十分に対応できます。さらにHan® CC保護モジュールは、フィンガープロテクト付きで、コネクタ挿抜時の作業員の安全性を向上させています。
温度は、鉄・コンスタンタン線を使用したセンサによって記録されます。これは特に正確な測定結果を得られる素材の組み合わせです。Han E® コンタクトはDIN IEC 584、タイプJに準拠し、とりわけこれに近い複合素材を使用しているため、測定データの伝送時にごくわずかな温度偏差しか生じません。Han® DDモジュールは、関連機器間でデータと制御コマンドを双方向でやり取りするため、機械と焼戻しユニット間の信号伝送に使用されます。
コネクタの組み立てに工具は必要ありません。モジュールをHan-Yellock® アダプタのフレームにはめれば、モジュラー絶縁ブロックになります。Han-Modular® シリーズのコネクタの統合では、Han-Yellock® によって、様々な絶縁体と幅広い電気部品オプションを組み合わせたモジュラー設計が可能になります。その狙いは、すべての必要なインターフェースを一つのプラグ式接続部に差し込めるようにすること、そして焼戻しユニットのメンテナンスや交換の際に、迅速に嵌合・非嵌合を行えるようにすることにあります。
使用するハーティングのコンポーネント:
Han-Yellock® とHan-Modular® - 共通のシステムで多くの機能