PROFINET環境の電源 - Lコード M12 Power

オートメーションにおける小型化の傾向は、すべてのインフラ領域に渡って一貫して導入しなければ成功しません。フィールド機器と制御装置は益々小型化していますが、これらの消費電力は減少していません。小型用途に信号、データ、十分な電力を供給するために、この度ハーティングは新しいLコード M12 Powerを発売しました。

機器メーカーはこのコネクタを使って、小型インターフェースから電力を供給することができます。以前の7/8"から大幅に小型化されたこのコネクタは、小型コネクタの新たな区分に属します。

現在では、信号やデータと共に、益々多くの電力を転送しなければなりません。

デジタル化の背景において、機器とセンサーだけでなくインフラ全体を小さくしなければ、小型化は成功しません。3つすべてのライフラインに使用するケーブル、コネクタ、ソケットも同時に小さくする必要があります。これまで長らくスリム化の中心となってきたのは、信号とイーサネットのコネクタでした。

目標はI/Oと中央制御装置のインターフェースの密度を高めることでした(この目標は今も続いています)。統合化産業の一環として、制御装置と小型産業用コンピュータはより小さくなり、益々分散化されています。

データと信号用の小型接続ソリューションはすでにありますが、第三のライフラインである電力用の新しい標準インターフェースが必要とされていました。今までの選択肢は7/8"インターフェースでした。しかし、この普及している接続手段は今日の多くの用途には大きすぎます。

さらなる小型化とパワーアップを進める時が来ました。ハーティングは、DC63V/16A電源用の新しい標準コネクタとして、大幅な小型化を図ったLコードM12 Powerを発売いたしました。本製品はIEC 61076-2-111規格に準拠し、新しい標準電源コネクタとしてProfinet User Organizationから支持されています。これによって、メーカーとユーザーの皆様に安全に投資していただけるようになり、本製品は小型化の新しい基準として確立されました。

M12 Powerは、機器接続の小型化を完全に補完する製品です。すべてのインターフェースが縮小すれば、装置自体も縮小して、省スペースを実現できます。

より小さく、よりパワフルに!