ブラインド嵌合がエネルギーシステムの設置とメンテナンスを支援
ヘビーデューティー用コネクタは、発電所、および電力貯蔵施設、送電施設の効率的な確立に貢献します。コネクタの長所には、例えば測定機器などの修理の際にすばやく交換できる点があります。
また、事前テスト済みのケーブルアセンブリはより短時間で取り付けられます。さらに、開閉装置からキャビネット、またはキャビネットからキャビネットを接続する、スマートなキャビネット内のインターフェースが効率を高めます。
ただし、エネルギーシステムの環境、とりわけ直接見えない場所、手の届きにくい場所でコネクタを使用するのは、必ずしも容易ではありません。こうした環境に対応するため、ハーティングはコネクタの両端を正しい位置に誘引する、「ブラインド」または「自動」嵌合用アクセサリを開発しました。
これらのアクセサリのひとつに、 Han-Modular®メタルドッキングフレームがあります。これを使用すると、例えば開閉装置の壁にコネクタを直接パネル取付できます。
ドッキングフレームは、100以上の電力、信号、データ伝送用コネクタモジュールから成る Han-Modular® モジュールの非常に多彩な配置に適合します。これらのフレームを使用して、電池貯蔵用ドロワーシステムを素早く簡単に構築できます。
例えば電池貯蔵システムでは、ブラインド嵌合により、特殊工具を使わなくても貯蔵ユニットのドロワーを取付け、取外しできます。
可能な用途には、低・中電圧の開閉装置やエネルギーラック装置があります。また、例えばイーサネット通信を後で追加する場合には、コネクタを使用していると、電池貯蔵と発電システムの機械的設計をよりすばやく変更することができます。
メリット一覧:
- 視認なしのブラインド嵌合
- ラックシステムを簡単にすばやく接続
- 特殊工具なしでラックを着脱
- エネルギー貯蔵システムの設計がより柔軟に
- Han-Modular®によるハイブリッドインターフェースのオプション