ストレッチ包装機械に使用されるハーティングのコネクタ
製品の中には非常に扱いにくく、設置や出荷用の包装が簡単にできないものがあります。扱いにくい物を出荷するとき、例えばフィルムを使うなどして、荷崩れしないようにしっかりと梱包できる、柔軟性のある機械が必要です。この特殊な機能を果たすのがストレッチ包装機械です。
この種の包装機械は、1972年にケンタッキー州ルイスビルの企業Lantech Incが世界で初めて発表しました。Lantechは今日でも、世界有数のストレッチ包装機のメーカーであり、ケース組み立て機のスペシャリストです。成功の本質は、機械のモジュラー式設計にあります。機能別のユニットに分けることで、組み立て速度が上がり、顧客固有の要件への適応性が向上します。Lantechによると、設置時間は市場に出回っている類似製品よりも50%短いと言います。
コネクタはモジュラーシステムのセットアップを容易にします。Lantechのストレッチ包装機械には、Han® シリーズの幅広い製品が使用されています。これには、Han E®、Han E® AV、Han A®コネクタが含まれます。これらは制御キャビネット、制御盤、外部周辺機器の間に必要な接続を作成しています。またハーティングの製品は、技術者とエンドユーザーがコンポーネントをより簡単に交換できるように支援しています。
Lantechのストレッチ包装機の製品群は、半自動と全自動に分かれます。ターンテーブルとロータリーアーム巻取機は、半自動と全自動があり、リング巻取機は全自動のみとなります。各モデルとも、操作上の安全性、可用性、使いやすさ、包装性能を考慮して最適化されています。現在、Lantechの機械は世界で4万台以上使われています。全自動ストレッチ包装機械SLシリーズ™ は、1時間当たり最大110個の包装能力を備えています。