環境にやさしいコネクタはエネルギー効率を最大50%高めます

工業系の企業は、生産時の消費電力を大幅に減らし、コストを削減するアイデアを懸命に探しています。目標は、生産設備をできるだけエネルギー効率よく、そして環境にやさしく運用することです。ただし、競争力も維持しなければなりません。製造のエネルギー費がかさむと、消費者に転嫁することになるからです。節約の大きな可能性を活かす企業は、顧客を維持することができます。

ハーティングは、低インピーダンスのコンタクトをコネクタに使用して、産業用コンポーネントに非常に効率的な電力供給を実現します。電気使用量削減の可能性は重要です。

接続技術だけでデータセンターの電力使用量を50%削減

ハーティングは、最近の調査「Energy efficiency in data centres」（データセンターのエネルギー効率）で驚くような結論に達しました。低インピーダンスのコンタクトを備えるハーティングのコネクタを標準的なCEEインターフェースと比較したところ、 環境にやさしいHan-Eco®コネクタは、最大50%の電力を節約できる可能性を示したのです。

適切なコネクタを使用した際の運営費への影響については、ハーティングのホワイトペーパー「Achieving up to 50 % more energy efficiency by choosing the proper connector」（適切なコネクタを選んでエネルギー効率を最大50%改善）の詳しい計算をご覧ください。

産業界の持続可能性の機会

この調査結果は、電力を大量消費する製造業の関心を捉えました。異なる接続インフラを導入するだけで、エネルギー効率を上げ、コストを節約できるチャンスは、多くの業界にとって朗報です。

データセンターの電気代を年間最大10万ユーロを節約する方法

データセンターのエネルギー効率に関するハーティングのホワイトペーパーは、ハイパースケールデータセンターの様々なシナリオも紹介しています。電気料金は世界各地で異なり、それよっていくら節約できるかも異なります。欧州で電力を購入している事業者は、CEEインターフェースの代わりにHan-Eco^®コネクタを使用し、年間約10万ユーロの電気代を節約できました。このデータセンターの例は、業界にとって興味深い青写真になります。

もちろん、環境にやさしいコンポーネントを使えば、データセンター以外でもコストを節約し、エネルギー効率を高めることができます。Han-Eco^®コネクタはあらゆる場所で使用され、これを実現しています。例えば、大量の電気を消費する製造工程です。

Han-Eco^®：電気を節約し環境を守る、環境にやさしいコネクタ

持続可能性の指標：電力消費量とPUE

調査によると、データセンター事業者の約80%[1]が、データセンターの電力消費量とエネルギー効率を注意深く監視しています。そして回答者の70%が、主な指標としてPUEを信頼すると答えています。PUE（電力使用効率）は、エネルギー管理の重要な指標です。

停電を回避する

データセンター事業者は、停電を回避するために、使用するコンポーネントを定期的に点検しています。ハーティングのコネクタは、データ、電力、信号を確実かつ持続的に伝送するため、データセンターの厳しい要件を満たすには最適です。高品質のプラグ＆プレイ式インフラが、伝送損失と電気代を減らし、ひいては運用コストを削減します。

[1]出典：Uptime Institute survey, 2021

HARTING Han-Eco^®。従来のCEEソリューションよりも環境にやさしいコネクタ。

• 伝送損失を最小化
• 電圧降下を最小化
• 同じスペースでより多くの電力を伝送
• 省設置スペース
• コスト効率の良い運営
• PDU（電力分配ユニット）に迅速に取り付け可能
• 修理とメンテナンス時にコンポーネントを迅速に交換可能
• 軽量プラスチック製ハウジング
• 長寿命

データセンターの消費電力削減を積極的にサポート