ITの不可欠な要素になりつつある産業オートメーション

イーサネットは未来の通信システム(より正確に言えば通信プラットフォーム)であり、今後もデータ転送速度が増すにつれ、その重要性は高まるでしょう。この重要な産業テクノロジーは、ほぼすべてのオートメーション分野ですでに使用されています。ハーティングはこのプラットフォームに対応する、包括的な接続テクノロジーを供給しています。

インダストリー4.0に対応する最新のイーサネットベースのネットワークインフラの潜在性を十分に引き出すには、3つの要素が必要です。まず、標準通信プラットフォーム、次に堅牢な工業レベルのネットワーク製品(スイッチやケーブルなど)、そしてオートメーション技術と情報技術との互換性、およびデータネットワーキングソリューションに使用するハードウェアとソフトウェア間の互換性を保証する規格です。

現在、ISO/IEC 11801の第3版は、オフィス、産業環境、データセンター、建築設備など、様々な用途における構内配線の規格を総合的に規定しています。この新しい工業規格ISO/IEC 11801-3には、孤立したオートメーション部門を企業ネットワークの一部に統合するための標準原則が規定されています。

ハーティングは、一貫性のある工業配線ソリューションの実装を支援するため、ケーブル・接続システムを開発しました。このシステムの肝はHa-VIS preLink®端子台。preLink®組立工具を使用して、ワンステップで安全かつ完璧に配線できる端子台です。コンポーネントはすべて保護等級IP20またはIP65/67に適合しています。

preLink®端子台

交換が容易な弊社のコネクタ、ソケット、接続コンポーネントをM12またはRJ45採用の幅広いデバイスとフィールドバス・インターフェースに使用すれば、工場とオフィス間で一貫性のあるエンド・ツー・エンド接続を実現できます。