オートメーションのカメラ用途に最適なインターフェース
センサ技術とその統合は、ロボット設計で盛んに議論されているテーマです。スムーズな統合を可能にするには、接続コンポーネントがデータ転送速度、環境的影響に対する保護、事前組み立てのオプションの点で高度な要件を満たしていなければなりません。そのため、ロボットもコネクタの力を借りながら、カメラや3Dスキャナなど益々多くのセンサを使用して、周囲の状態を探っています。
組み立て作業、品質管理、材料のハンドリングに益々インテリジェントなカメラロボットシステムの力が活用される中、用途の多様化も進んでいます。ハーティングはこれらの用途に最適なソリューションを提供します。顧客の仕様に基づいて、様々なレベルの保護のソリューションをご用意しています。
保護等級IP65 / IP67が必要な場合は、以下のコンポーネントによるソリューションが可能です:
- カメラインターフェース:ハーティングM12 X-codedまたはPushPull RJ45
- カメラから3軸への完全なケーブルアセンブリ、可能なインターフェース:M12パネルフィードスルー / PushPull / Cable-to-CableまたはHan-Modular® Twin
- アームからロボットの足までの完全なケーブルアセンブリ、インターフェースオプション:Han® RJ45モジュールまたはHan® Gigabitモジュール
必要なモジュール数は、ロボットの技術仕様によって決まります。Han-Modular®を採用すれば、必ず適切なソリューションが見つかります。標準サイズのコネクタハウジングには、最大6個分のモジュールが十分入るスペースがありますが(Han® 24 Bフード/ハウジングの場合)、通常は、モジュール4個分の小型ソリューション(Han® 16 B)、またはモジュール1個分のハウジング(Han® 3 A)で十分です。
Han-Modular®シリーズは、電力と信号という工業ライフラインに関する個々の顧客の要件に合わせたソリューションの構成にも使用できます。Han® C、Han D®、Han E®などの種類の異なるコンタクトと電流(例:4 A未満、10 A、16 A、40 A)に対応するモジュールを多数取り揃えています。許容公称電圧は50 Vから数千ボルトまで。とりわけ便利なのは、関連する結線技術がすべてHan-Modular®シリーズで入手できることです。このようにハーティングのコネクタによって、ロボットを作業環境に効率的に統合することができます。
特にトラブルなしの運用に欠かせない、混信のないデータ転送を実現します。