Han® Push-Inファミリーがモノブロックインサートでさらに充実
時間 14.11.2023 07:35 時
今春発売されたモジュラー式 Push-In インサートに続いて、次の拡張が到来。ハーティングはHan®-Compactハウジングに初のモノブロックタイプを加え、製品群を拡張しています。新しいHan® Q 8/0インサートは、プッシュイン技術によりコネクタの現場組み立て時間を最大30%短縮。そのため、特に設置作業のスペースを何より重視する環境に適しています。
Push-In結線方式の採用により、フェルール端子付き撚線をコンタクト部に直接差し込むことができます。スリーブがチャンバーの底に達すると内部のクランプスプリングがパチッと閉じて、引張強度を確保します。被覆を剥いた撚線(スリーブなし)を使用する場合、ケーブルの先を差し込むときに、ドライバーでオレンジのアクチュエーターを押すとケージクランプが開きます。
Push-In技術を採用したHan® Qを使用すれば、最もコンパクトなスペースで最大16A / 500Vで電力と信号を伝送できます。保護接地線(PE)用のコンタクト部があり、モーター/アクチュエーター接続用の機械設計によく用いられるタイプのレイアウトです。
主な利点:
- 省コスト:コンタクト部に導体を直接差し込むため、組み立て時間が最大30%短縮
- 最大限の柔軟性:フェルール端子を使えば、撚り線と単線を工具なしで接続
- 剥いた撚り線(フェルール端子なし)を使用する場合は、ドライバーを回すだけ