Han® Push-Inファミリーがモノブロックインサートでさらに充実

今春発売されたモジュラー式 Push-In インサートに続いて、次の拡張が到来。ハーティングはHan®-Compactハウジングに初のモノブロックタイプを加え、製品群を拡張しています。新しいHan® Q 8/0インサートは、プッシュイン技術によりコネクタの現場組み立て時間を最大30%短縮。そのため、特に設置作業のスペースを何より重視する環境に適しています。

プッシュイン技術はケージクランプの発展形です。接続が可能な限りシンプルになるため、これらのインサートは、電力工学システム、または機械モジュールや生産ラインの組み立てなど、特に現場での組み立てに適しています。

例えば、メンテナンス作業中のコンポーネントの取扱いも容易です。さらに、迅速に取り外しできる引き抜き工具も用意されています。フェルール端子付き電線を選べば、一切工具を使わずにプッシュイン技術で接続できます。

Han® Q モノブロックではプッシュイン技術により、一切工具を使わずにフェルール端子付きの撚り線を接続できます。

Push-In結線方式の採用により、フェルール端子付き撚線をコンタクト部に直接差し込むことができます。スリーブがチャンバーの底に達すると内部のクランプスプリングがパチッと閉じて、引張強度を確保します。被覆を剥いた撚線(スリーブなし)を使用する場合、ケーブルの先を差し込むときに、ドライバーでオレンジのアクチュエーターを押すとケージクランプが開きます。

Push-In技術を採用したHan® Qを使用すれば、最もコンパクトなスペースで最大16A / 500Vで電力と信号を伝送できます。保護接地線(PE)用のコンタクト部があり、モーター/アクチュエーター接続用の機械設計によく用いられるタイプのレイアウトです。

Han® Push-In - Quick and intuitive field termination technology