データセンター向けのソリューション
コネクタを選んでエネルギー効率を最大50%改善
ハーティングのコネクタは接続部の電力損失を最小限に抑えて、電力使用効率(PUE)を改善できます。その方法をご覧ください!
世界中のデータセンター市場は、毎年急激な成長を遂げています。特にここ数年は、データセンターが不可欠な業務への社会の依存が加速的に増しています。こうしたデータセンターの利用増加に伴い、データセンターを支えるために必要な電力量も増加の一途をたどり、世界の電力需要の大部分を占めるようになりました。それと並行して、データセンター運用者、製造業、サプライヤーを含むあらゆる人々が脱炭素と将来のエネルギーについて考えるようになりました。そのため、現在のエネルギー消費効率を高めることが絶対不可欠です。
ハーティングのコネクタはどのように接続部の電力損失を最小限に抑え、電力使用効率(Power Usage Efficiency (PUE))を改善するのか、ホワイトペーパーでご紹介します。データセンターがいかにして他のコネクタ使用時と比べ50%の節電、総保有コスト(Total Costs Of Ownership (TCO))の最適化を実現できるか、分析を通じて明らかにします。
命運を左右する電力
現時点でベストな答えは、データセンターの重要インフラに一つ一つに戦略的に投資し、管理することです(CAPEX)。電力は管理すべき重要要素の一つです。IDCのレポートによると、サーバー1台当たりの電力消費量は世界で年間約9%増加しています。設置スペースを節約するためサーバーの小型化が進む一方で、性能アップに伴い所要電力量が増加しているのです。この電力消費コストはデータセンター総運営費(OPEX)の50%を超える可能性があります。
年間最大95,000ユーロの電力コストを節約
データセンターでのコネクタ使用による電力使用量の効果を正確に計算するため、HARTING Technology Groupは自社の独立認定試験機関で3種類のコネクタソリューションの電力消費量を測定しました。
データセンターの電力接続には、CEE (IEC 60309)型というプラグが一般的に使用されていました。一方、HARTING Technology Groupは、幅広い利点を持つ新しいコンセプトのコネクタをデータセンター市場のパートナーに紹介しました。テストされたコネクタのうち、一つはこの新しいコンセプトのコネクタ、HARTING Han-Eco®でした。このほかに異なるメーカーの2種類のCEEプラグがテストされました。
ご存じのとおり、データセンターの電力系統に先進的な接続技術を使用すれば、PUE(電力使用効率)は改善できます。HARTING Han-Eco®コネクタは、従来のCEEプラグソリューションと比べ最大50%消費電力が少なく、運営会社に年間最大95,000ユーロのOPEX削減をもたらします。
お客様のコメント:
メリット一覧:
- 接続部のPUE(電力使用効率)を最適化して、最大50%の省エネを達成
- 機械的堅牢性が増し、耐用期間が延びる
- コンタクトの高密度化とインターフェースの小型化により実装面積を縮小し、省スペースを実現
- さなざまな既製品を用いるモジュラー式で、柔軟性アップ
- 電力系統全体に対応する完全なケーブルソリューションを一つのサプライヤーから入手できるため、時間を節約できる